オペラグラスと五線譜と

演劇と音楽と戯れてます

生まれてはじめて は つづく ~レミゼ2017総括①~

はじめてレミゼを見てから10年

20周年→30周年です

 

8回見ました(過去最高記録)。

そして

 

はじめて観劇のために遠征しました

 

 

ちなみに、8回観劇しても、キャスト制覇はできませんでした…レミゼおそるべし。

 

東京はSPウィークに前々楽と楽日という、なかなか贅沢な日取りでした。

 

なんとなくキャストごとの感想でも書いていこうかなぁと。

まずはバルジャベ。

 

☆バルジャン

光夫さん(×3)

2011からご出演なさってたはずなのに、お初にお目にかかりました。

歌がうまいのはもはや言うまでもないのだが、他の役者さんとのやりとり、行動での対話、仕掛け方が上手な方だと思いました。

司教に「さあ入りなさい」と声をかけられるところとか、バリケードでの対決とか、あげたらキリがないのだけれど。

 

福井さん(×4)

2013から見ていて、一番たくさん見ているせいか、私の中で基準になってしまってる感があるなーと。

だから、特徴をあげようとすると困ってしまうんだけど、これがバルジャンだよねっていう安心感があるのは間違いないなーと。

 

ジュンモさん(×1)

東京で見逃して、大阪で狙って見に行きました。

「神」の意識がもっとも強いバルジャン。情熱と愛に満ち溢れてる。

コゼットと一緒にいるシーンが好き。

言葉をものすごく大事に扱うなーという印象。

(国籍で人を分けるのは良くないと思いつつあえて言うが)韓国人で歌上手な人ばかりだなーという印象。

サイゴンに出てたパク・ソンファンさんとか。

あと、イン・ザ・ハイツ韓国版来日公演のキャストさんも歌レベル高かったんだよなー。

 

☆ジャベール

川口さん(×5)

2013、15とあわせるともう7回見てるんですね川口ジャベ。

今更大好きになりました。

なんでだろう、愛しいんですよね。

歌がどうだとか演技がどうだとか、そんなこと差し置いて。

福井バルの時は1幕の冷静さと2幕の崩れおちていく対比が露骨に現れる印象。

光夫バルだと1幕からちょっと乱されている印象。

(どっちも好き)

 

光夫さん(×2)

母親と観劇した時が光夫ジャベだったのですが、母大絶賛でした。

母が特定の役者さんをほめることあんまりないので、びっくり。

バリケード対決で「職務」という言葉にものすごく反応してたなーってのが、印象に残りました。

×ヤンバルのときの対決が怖すぎた…。

 

岸さん(×1)

かっこいいよね、正義の塊。

1回しかみられなかったので、細かいこと覚えてなかったりもするんだけど、

かっこいい。

 

 

個人的には吉原バル×川口ジャベの組み合わせが大好きです。

東京千穐楽がとてもとても良くて、忘れられない公演になりました。

川口ジャベが好きすぎて、川口さんのライブに参戦するか悩んでます。

どう考えてもぼっち参戦になりそう…。あとはスカピンにジキハイ。

光夫さんについては、シアター風姿花伝のThe Beauty Queen of LeenaneとクリエのFUN HOMEを観劇予定。

 

 

社会人になったせい(?)

ジャベールに感情移入できるようになった気がします。

学生(特に大学進学前)は正直ジャベールが良く分からなかったので。

レミゼが老若男女に愛されるって、こういうことか、と納得できました。

改めてすごい作品だなーと。

 

 

 

 

生まれてはじめて withレミゼ

 

はじめてレミゼを見たのは2007年8月17日マチネ

プリンシパル:今井清隆/石川禅/知念里奈/今井麻緒子/辛島小恵/藤岡正明/三谷六九/森公美子/原田優一)

 

 

当時は中学1年生

ミュージカル観劇経験は、学校の芸術鑑賞会で見たアニーくらいだったかな(ここははじめてじゃない...)

 

たまたま新聞の懸賞で当たったらしいものを譲り受けて、ちょうど部活も休みだったからとりあえず行ってみたんですよ。

もちろん帝国劇場は初めて行きました。

 

 

なんだこの世界は。

 

 

メモとか記録は残してなかったけれども、

そう思ったことだけは間違いなくて、

すぐさまTSUTAYAに行って、CDを借りて、

ずっとずっと聴いてました。

 

歌で進行する物語

回る舞台

役者さんの美声

迫力のアンサンブル

 

すべてが魅力的で、衝撃的でした。

 

とはいえ、まだ恋心も親心もさっぱり分かってない年齢。

好きになった役はアンジョでした。

その日のアンジョが原田優一さんで、はじめて芸能人のブログの読者になりました。

そもそも特定の役者さんを好きになったのがはじめてです。

みんなジャニーズの雑誌の切れ端を持ち寄ってワイワイしてる頃、

私の場合はミュージカル俳優さんに惚れてましたとさ。

 

 

あれから10年経つんだな。

10年間、初めて見た日付を忘れたことはないんだよね。

そのくらい、大切な思い出なんだと思います。

キャストボードの写真がないのが悔やまれる。

(たぶん撮ってはいるんだけど、見つからない...)

 

 

 

そういやこの日はアフタートークショーがあって、

モリクミさんが替え歌作って歌ってました。

大笑いした記憶。

 

 

10月観劇スケジュール

 

レミゼの振り返り記事を書きたいなと思いつつ、まとまった時間がとれない。

 

ということで、ひとまずスケジュールをば。

 

10/8ソワレ レ・ミゼラブル中日劇場

10/9マチネ レ・ミゼラブル中日劇場

10/21マチネ ねこはしる

10/21ソワレ リチャード三世

10/28マチネ 作者を探す六人の登場人物

10/29マチネ 危険な関係

 

レミゼが終わってしまったのは悲しすぎるのだが、

とはいえ楽しみな作品たくさんあるなー